ジャッカルから発売されているビッグバッカーは、ショアジギングやシーバスゲームにおいて欠かせない定番ルアーとして、多くのアングラーから絶大な支持を得ています。特に堤防やサーフから青物を狙う際には、その圧倒的な集魚力と飛距離が大きな武器になります。種類が豊富でどれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ビッグバッカーの各モデルが持つ独自の強みや、ターゲットに合わせた具体的な使い分け、そして釣果を最大限に引き出すアクションについて詳しく解説します。初心者の方にも分かりやすく説明しますので、この記事を読んでビッグバッカーの性能をフルに引き出し、記憶に残る一匹を手にしましょう。
ビッグバッカーが多くの釣り人に支持される理由と基本コンセプト

ビッグバッカーシリーズがこれほどまでに普及した背景には、徹底的に実釣性能を追求した設計思想があります。単にルアーとしての造形が美しいだけでなく、魚の捕食スイッチを入れるための要素が凝縮されています。まずは、このルアーがなぜ釣れるのか、その基本的な特徴から紐解いていきましょう。
強烈な波動とフラッシングが生み出す高い集魚力
ビッグバッカーの最大の特徴は、金属ボディが生み出す強烈な波動にあります。リールを巻くとボディが細かく震え、その振動が水を通じて周囲の魚に伝わります。この振動は、小魚が逃げ惑う際の動きを模しており、離れた場所にいるターゲットにも自分の存在を強くアピールすることが可能です。
また、ボディ表面の塗装やメッキ加工によるフラッシング(光の反射)も非常に強力です。太陽光を反射してキラキラと輝く様子は、まさにベイトフィッシュ(エサとなる小魚)そのものです。視覚と振動の両面から魚の闘争本能を刺激するため、活性が高いときはもちろん、少し離れた場所に魚がいる状況でも呼び寄せることができます。
特に朝マズメや夕マズメといった光量が変化する時間帯には、このフラッシング効果が劇的な釣果をもたらすことが少なくありません。広大な海の中で、まずは魚にルアーを見つけてもらうことが第一歩ですが、その点においてビッグバッカーは非常に優れた性能を持っています。
細長いロングボディがターゲットを惹きつける
一般的なメタルバイブレーション(金属製の震えるルアー)と比較して、ビッグバッカーはボディが細長く設計されています。このシルエットは、カタクチイワシやサヨリといった、多くのフィッシュイーター(魚を食べる魚)が好むベイトフィッシュに酷似しています。視覚的なマッチザベイト(エサに合わせること)が容易であることも大きな強みです。
細長いボディは、単に見た目が似ているだけでなく、水中で受ける抵抗を適度に逃がす役割も果たしています。これにより、大型のルアーでありながら引き抵抗が重すぎず、長時間投げ続けても疲れにくいというメリットが生まれます。一日中キャストを繰り返すショアジギングにおいて、この「使いやすさ」は非常に重要な要素です。
また、ボディが長いことでフック(針)を3つ搭載できるモデルもあり、魚がどこにアタックしてきてもフッキング(針掛かり)しやすい構造になっています。青物のように高速でルアーに襲いかかる魚を相手にする場合、この針掛かりの良さがキャッチ率の向上に直結します。
圧倒的な飛距離を可能にする重量バランス
ビッグバッカーは、空気抵抗を抑えたスリムな形状と、適切なウエイト配置によって驚異的な飛距離を叩き出します。ショアからの釣りにおいて、飛距離はそのまま「探れる範囲の広さ」につながります。ナブラ(魚が水面でエサを追っている状態)が遠くで発生した際、そこに届くかどうかが勝負を分けることも珍しくありません。
風の影響を受けやすい状況でも、ビッグバッカーは失速することなく一直線にターゲットのポイントまで飛んでいきます。安定した飛行姿勢を保つことができるため、空中でルアーが回転して糸が絡むといったトラブルも最小限に抑えられています。これにより、貴重な時合(魚がよく釣れる時間帯)を無駄にすることなく釣りに集中できます。
飛距離が出るということは、それだけ深い水深のエリアまでルアーを届かせることができるという意味でもあります。底付近に潜んでいる魚や、岸から離れた場所にあるブレイク(急な斜面)に居着いている魚に対しても、ビッグバッカーならしっかりとアプローチすることが可能です。
ビッグバッカーの基本的なメリット
・金属特有の強い波動とフラッシングで魚を誘う力が強い
・スリムで長いボディがベイトフィッシュのシルエットを完璧に再現
・3フックシステム(一部モデル)により、高いフッキング性能を誇る
・抜群の飛距離で広範囲を効率よくサーチできる
ビッグバッカーシリーズの主要ラインナップと使い分け

ビッグバッカーには、釣り場の状況やターゲットに合わせて選べる多様なモデルが存在します。それぞれのモデルには得意なシチュエーションがあり、それらを理解して使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができます。ここでは代表的なラインナップとその特徴を詳しく見ていきましょう。
定番のビッグバッカー107と107HW(ヘビーウェイト)
シリーズの中で最もベーシックであり、多くの実績を上げているのが「ビッグバッカー107」です。全長107mmという絶妙なサイズ感は、シーバスから青物まで幅広く対応します。適度なバイブレーションで扱いやすく、まずはこの一本から使い始めるのがおすすめです。堤防や河口など、水深があまり深くない場所でも活躍します。
一方、より重いウエイトに設定された「107HW」は、強風時や深いエリアを攻めたい時に重宝します。自重があるため、沈下速度が速く、ボトム(底)を素早く取ることが可能です。また、潮の流れが速い場所でもルアーが流されにくく、しっかりと狙った層を通すことができます。大型の青物を狙う際には、この107HWの存在感が頼りになります。
これら二つのモデルを使い分ける基準は、「水深」と「流速」です。浅い場所やゆっくり巻きたい時はノーマル、深い場所や遠投が必要な時はHWを選ぶのがセオリーです。カラーバリエーションも豊富なため、濁り具合に合わせて色を変える楽しみもあります。
最大サイズで大物を引き寄せるビッグバッカー128
128mmという迫力あるサイズを誇るのが「ビッグバッカー128」です。このモデルは、大型のブリやサワラ、そしてランカーサイズのシーバスをターゲットに設計されています。ボディが大きくなったことで、波動とフラッシングのインパクトがさらに強まり、やる気のある大型個体を優先的に引き寄せる力を持っています。
大きなルアーは小さな魚を避け、良型だけを狙い撃ちしたい時に非常に有効です。また、秋のハイシーズンなど、ベイトフィッシュ自体が大きくなっている時期(コノシロパターンなど)には、この128mmというサイズが最もマッチします。大きなシルエットでしっかりと存在をアピールすることが、大物への近道となります。
ウエイトもしっかりあるため、飛距離性能も抜群です。広大なオープンエリアや、足場の高い堤防から遠くの潮目(潮の境目)を狙うような状況で、その真価を発揮します。3つのフックが搭載されているため、大型魚の強烈な引きに対しても複数の針でしっかりと保持し、バラシ(魚を逃がすこと)を軽減してくれます。
ジグの飛距離とバイブの動きを両立したナブラショット
「ビッグバッカー ナブラショット」は、メタルジグのような飛距離と、バイブレーションの動きを併せ持った特殊なモデルです。後方に重心が置かれているため、キャスト時の飛行姿勢が非常に安定しており、シリーズ屈指の飛距離を誇ります。ナブラが遠く、通常のバイブレーションでは届かないようなシチュエーションで威力を発揮します。
また、ブレードが装着されているタイプもあり、巻くだけでキラキラと回転して魚を誘います。通常のバイブレーションの動きに、ブレードの不規則なフラッシングが加わることで、食い渋っている魚に対してリアクションバイト(反射的な食いつき)を誘発させることができます。サワラやサゴシのように、光るものに執着する魚には特に効果的です。
使い方も簡単で、基本的には「投げて巻くだけ」で十分に魚を誘うことができます。メタルジグのような激しいアクションを必要としないため、初心者の方でも扱いやすく、かつメタルジグ並みの広範囲を探ることができる、非常にハイブリッドな性能を持ったルアーです。
ビッグバッカーシリーズ比較表
| モデル名 | 全長 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ビッグバッカー107 | 107mm | 27g | 最も汎用性が高く、場所を選ばず使える定番 |
| ビッグバッカー107HW | 107mm | 35g | 自重を活かした遠投と、深場の攻略が得意 |
| ビッグバッカー128 | 128mm | 44g | 大型ターゲットに特化した圧倒的アピール力 |
| ナブラショット | 変則 | 可変 | ジグ並みの飛距離とブレードでの誘いが魅力 |
ビッグバッカーで狙えるターゲットとおすすめの時期

ビッグバッカーはその汎用性の高さから、多種多様な魚種を狙うことができます。ソルトウォーター(海水)ゲームにおける主要なターゲットのほとんどが、ビッグバッカーの攻略対象と言っても過言ではありません。ここでは、特に人気の高いターゲットと、それらを狙うべきタイミングについて解説します。
ショアジギングの主役!ブリ・ワラサ・イナダなどの青物
ビッグバッカーが最もその実力を発揮するのは、やはり青物狙いです。ブリの若魚であるイナダやワラサ、そして大型のブリまで、回遊している個体がいればビッグバッカーの波動が強力に作用します。青物は高速で動くものに強く反応する習性があるため、ビッグバッカーのハイスピードリトリーブ(速巻き)が非常に効果的です。
狙い目の時期は、ベイトフィッシュが接岸する春から秋にかけてです。特に秋は魚の活性が上がり、ベイトを求めて堤防の近くまで回遊してくることが多くなります。朝一番のチャンスタイムにビッグバッカーをキャストし、広範囲を素早く探ることで、群れに遭遇する確率を格段に高めることができます。
また、サワラやサゴシといった魚種もビッグバッカーが大好きなターゲットです。これらの魚は鋭い歯を持っており、ルアーを丸呑みにされるとラインを切られることがありますが、ビッグバッカーのロングボディは、口の奥まで入り込みにくいため、ラインブレイクを防ぐ効果も期待できます。
都市型河川からサーフまで幅広く狙えるシーバス
シーバス(スズキ)も、ビッグバッカーで非常によく釣れる魚です。特にデイゲーム(日中の釣り)においては、バイブレーションのフラッシングが非常に有効です。橋脚の周りや潮目、海底の起伏など、シーバスが潜んでいそうなポイントにビッグバッカーを通すと、猛烈な勢いで追いかけてくる姿が見られることもあります。
シーバス狙いの場合、春から初夏にかけての「マイクロベイトパターン」や、秋の「落ちアユ・コノシロパターン」など、ベイトのサイズに合わせてモデルを使い分けるのがコツです。小さなベイトを食べている時は107サイズ、大きなベイトを食べている時は128サイズというように、現場の状況に合わせて柔軟に対応しましょう。
また、河口域やサーフ(砂浜)など、広大なエリアでシーバスを探す必要がある時、ビッグバッカーの飛距離は強力な武器になります。遠くにある流れの変化をピンポイントで狙い撃ちし、広範囲からやる気のある個体を引きずり出すスタイルが、ビッグバッカーによるシーバス攻略の醍醐味です。
底付近に潜むマゴチやヒラメなどのフラットフィッシュ
意外かもしれませんが、ビッグバッカーは海底付近に生息するマゴチやヒラメといったフラットフィッシュにも有効です。これらの魚は海底に腹をつけて獲物を待っていますが、頭上を通過する強い波動には敏感に反応します。ビッグバッカーを一度底まで沈め、そこから低層をキープするように巻いてくるのが基本の攻め方です。
マゴチは夏場、ヒラメは秋から冬にかけてが特に好シーズンとされています。砂地のサーフや、堤防の基礎周りなど、底に変化がある場所を重点的に狙ってみましょう。フラットフィッシュはルアーをあまり遠くまで追いかけないことが多いため、底から浮き上がりすぎないようにリトリーブスピードを調整することが重要です。
また、リフト&フォール(ルアーを持ち上げて落とす動作)を織り交ぜることで、底にいる魚にルアーをしっかりと見せ、食いつく間を与えることができます。ビッグバッカーのフラッシングを伴うフォールは、砂に隠れたフラットフィッシュの捕食本能を刺激し、砂の中から飛び出させるようなバイトを誘発します。
ビッグバッカーを最大限に活かすための基本アクションとコツ

ビッグバッカーは基本的に「巻くだけ」で釣れる優れたルアーですが、少しの工夫でさらに釣果を伸ばすことができます。状況に応じてアクションを変えたり、ちょっとしたコツを意識したりすることで、周囲のアングラーと差をつけることが可能です。ここでは、今日から実践できる具体的なテクニックを紹介します。
基本にして王道!「ただ巻き」の重要性と速度調整
ビッグバッカーで最も多く魚を連れてきてくれるのが「ただ巻き」です。余計な竿のアクションを加えず、リールを一定の速度で巻くだけですが、これが非常に強力です。まずは自分が使っているリールで、どのくらいの速さで巻くとビッグバッカーが心地よく振動しているかを手元で感じてみてください。
ただ巻きのコツは、その日の魚の活性に合わせて「巻くスピードを変化させる」ことです。活性が高い時は、水面から飛び出さない程度のハイスピードで巻くのが効果的です。逆に魚の追い気が弱い時や、低水温期などは、バイブレーションが感じられるギリギリの低速でじっくり見せるのが正解な場合もあります。
また、一定の速度で巻いている途中に、一瞬だけリールを止める、あるいは一瞬だけ速く巻くといった「食わせの間」を入れるのも有効です。ずっと同じ動きをしていたルアーが不規則な動きを見せた瞬間に、追尾していた魚が我慢しきれずバイトしてくるケースは非常に多いです。
食わせのきっかけを作る「リフト&フォール」のやり方
ただ巻きで反応がない時に試してほしいのが「リフト&フォール」です。竿先をグーッと持ち上げてルアーを浮かせ(リフト)、その後竿先を下げながら沈ませる(フォール)動作を繰り返します。ビッグバッカーは沈んでいる間もボディを揺らしたり、キラキラと反射したりするため、フォール中が最大のチャンスになります。
リフトの際は、魚にルアーを気づかせるためにしっかりとした波動を出すことを意識しましょう。そしてフォールの際は、糸を張りすぎず緩めすぎない「テンションフォール」を心がけると、魚のアタリ(反応)が手元に伝わりやすくなります。多くの魚は、ルアーが落ちていく瞬間や、落ちきって動き出そうとした瞬間に食いついてきます。
このアクションは、特にボトム付近を攻める際や、魚の層が深い時に効果を発揮します。また、メタルジグのような直線的な動きにスレてしまった(慣れてしまった)魚に対しても、バイブレーション特有の複雑な動きが新鮮な刺激となり、口を使わせることができる場合があります。
トラブルを防ぐためのキャスト後のメンディング
ビッグバッカーはボディが長いため、キャスト後に空中で回転してしまったり、着水時にフックがメインライン(道糸)を拾ってしまったりすることがあります。これがいわゆる「エビになる」状態です。こうなるとルアーは正常に泳がず、その一投が無駄になってしまいます。
トラブルを防ぐためのコツは、「着水直前のサミング」です。ルアーが水面に落ちる直前に、リールのスプール(糸を巻いてある部分)を軽く指で押さえて糸の放出を止めます。これにより、ルアーが空中で一直線になり、フックが糸に絡むのを防ぐことができます。
また、着水後はすぐに糸ふけ(余分な糸のたるみ)を取り、ルアーと竿を一直線の状態に近づけることも重要です。ルアーが沈んでいる間も糸を軽く張っておくことで、沈下中の姿勢が安定し、着底後の動き出しもスムーズになります。こうした細かな操作の積み重ねが、トラブルのない快適な釣りと釣果につながります。
ビッグバッカー使いこなしのポイント
・基本は「ただ巻き」で、その日の最適スピードを探る
・反応がなければ「リフト&フォール」で縦の動きを取り入れる
・着水直前のサミングを徹底し、糸絡みのトラブルを未然に防ぐ
・時折、速度変化を加えて魚に食いつくきっかけを与える
ビッグバッカーを使用する際のタックル選びと周辺パーツ

ビッグバッカーの性能を十分に引き出すためには、それを扱うタックル(道具)のバランスも重要です。また、ルアー本体だけでなく、接続パーツやフックといった細部にもこだわることで、せっかく掛けた魚を確実にキャッチする確率が高まります。ここでは、ビッグバッカーに適した装備について詳しく見ていきましょう。
ルアー重量に合わせたロッド(竿)の硬さ選び
ビッグバッカーは107サイズで約27g、107HWで35g、128サイズになると44gと、それなりの重量があります。そのため、これらをフルキャストできる強度のロッドが必要です。一般的には、シーバスロッドのM(ミディアム)クラスからMH(ミディアムヘビー)クラス、あるいはショアジギング専用ロッドのライトクラスが最適です。
柔らかすぎる竿を使うと、ルアーの重さに竿が負けてしまい、飛距離が出ないばかりかバイブレーションの振動が手元に伝わりにくくなります。逆に硬すぎる竿だと、魚が食いついた時に弾いてしまい、フッキングしにくくなることがあります。自分のメインで使うビッグバッカーの重さが、竿の「適合ルアーウェイト」の範囲内であるかを確認しましょう。
特におすすめなのは、ベリー(竿の中間部分)に適度な張りと粘りがあるロッドです。ビッグバッカーの重さを竿に乗せて遠投でき、かつ魚が掛かった後はしっかりと曲がって引きを吸収してくれる竿が、バラシを減らすためにも理想的です。
飛距離と強度を両立させるラインシステムの構築
ビッグバッカーを遠くへ飛ばし、かつ青物の強烈なパワーに耐えるためには、PEラインの使用が不可欠です。PEラインは伸びが少なく感度が良いため、ルアーの振動が明確に伝わり、遠くでのアタリも逃しません。号数の目安としては、堤防での使用なら1.0号から1.5号程度がバランスが良いでしょう。
PEラインの先には、必ずフロロカーボン製などのショックリーダーを結束します。ビッグバッカーは自重があるため、キャスト時の衝撃がラインにかかります。リーダーは20ポンド(5号)から30ポンド(8号)程度を1メートルから1.5メートルほど結んでおくと安心です。
また、リーダーを結ぶ際は摩擦系のノット(FGノットなど)を習得しておくことをおすすめします。ビッグバッカーで狙うターゲットは力が強いため、結束部分の強度が不十分だと、ファイト中に切れてしまうリスクがあります。万全のラインシステムで挑むことが、大物への最低条件です。
状況に応じたカラーローテーションとフックの管理
カラー選びもビッグバッカーで釣果を伸ばす楽しみの一つです。晴天で水が澄んでいる時は「イワシ」や「シルバー系」のナチュラルカラーが有効です。逆に曇天時や水が濁っている時は「ピンク」や「ゴールド系」、あるいは視認性の高い「チャート系」が魚に見つけてもらいやすくなります。
また、ビッグバッカーは針先が命です。金属ボディで底を攻めることも多いため、使っているうちに針先が丸まってしまうことがあります。指先で触ってみて少しでも「鈍い」と感じたら、すぐに交換するかシャープナー(研ぎ器)で研ぐようにしましょう。鋭い針先は、魚の硬い口を貫くために必要不可欠です。
接続パーツであるスナップの強度にも注意が必要です。ビッグバッカーはバイブレーションによる振動が強いため、強度の低いスナップだと金属疲労で開いてしまうことがあります。信頼できるメーカーの、十分な強度を持ったスナップを選ぶことが、予期せぬトラブルを防ぐことに繋がります。
タックル選びの推奨目安
| 項目 | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| ロッド | 9~10ft M~MHクラス | 遠投性能とルアー操作性の両立 |
| リール | 3000~4000番(ハイギヤ推奨) | 速巻きへの対応と十分な糸巻き量 |
| メインライン | PE 1.2号前後 | 飛距離と強度のバランスが最適 |
| リーダー | フロロ 25lb前後 | 根ズレ対策とキャスト時の衝撃吸収 |
ビッグバッカーで釣果を最大化するためのまとめ
ビッグバッカーは、その圧倒的な飛距離と強烈な集魚力によって、初心者からベテランまで多くのアングラーに愛されている実力派ルアーです。まずは基本の107サイズを手に取り、堤防やサーフから思い切りキャストしてみることから始めましょう。ただ巻きを基本に、リトリーブスピードの調整やリフト&フォールを組み合わせることで、魚の反応は劇的に変わります。
ターゲットは青物からシーバス、フラットフィッシュまで多岐にわたりますが、それぞれの魚が好む層やスピードを意識することが成功への近道です。また、状況に合わせたモデルの使い分けや、カラーローテーションを行うことで、どんなにタフな状況でも一匹を引き出す可能性が高まります。タックルの準備や針のメンテナンスといった基本的な準備も忘れずに行ってください。
広大な海でビッグバッカーを信じて投げ続けることは、素晴らしい釣果への第一歩です。金属ボディが放つ眩い輝きと振動が、あなたの竿に強烈な衝撃をもたらしてくれるはずです。この記事で紹介したテクニックや選び方を参考に、ぜひ次の釣行でビッグバッカーを使いこなし、最高の釣りを楽しんでください。




