ショアジギングで手軽に釣果を上げたい時に、多くの釣り人から選ばれているのが「ジャックアイマキマキ」です。投げて巻くだけというシンプルな操作で、青物から底物まで幅広い魚種を狙えるのが大きな魅力です。しかし、いざ釣具店に行くとカラーバリエーションが豊富で、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
せっかがの釣行で「どの色が効くのか分からない」と悩むのはもったいないことです。適切なカラー選択は、その日の潮の色や光の加減、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)の種類によって大きく変わります。この記事では、ジャックアイマキマキおすすめカラーを厳選し、それぞれの特徴や使いどころを詳しく解説していきます。
カラーごとの強みを知ることで、今まで反応がなかった状況でも魚を引き出せるようになります。初心者の方でも分かりやすく、現場で役立つ具体的な選び方の基準を紹介しますので、ぜひ次回の釣行の参考にしてください。ジャックアイマキマキのポテンシャルを最大限に引き出し、最高の釣果を目指しましょう。
ジャックアイマキマキおすすめカラーの基本と失敗しない選び方

ジャックアイマキマキには、さまざまなシチュエーションに対応できるように多彩なラインナップが用意されています。基本となるカラーを把握しておくことで、現場での迷いが少なくなります。まずは、どのような状況でも外せない王道のカラーとその特性について理解を深めていきましょう。
万能に使えるシルバー・イワシ系カラー
ジャックアイマキマキの中で最も汎用性が高く、持っておくべきなのがシルバーやイワシ系のカラーです。これらは海中にいる多くのベイトフィッシュに似た色合いをしており、魚に違和感を与えにくいのが特徴です。特に日中の日差しが強い時や、潮が澄んでいる時には最強の威力を発揮します。
シルバー系は光を反射してキラキラと輝く「フラッシング効果」が強く、遠くにいる魚にも存在をアピールできます。ジャックアイマキマキにはブレードが標準装備されているため、ボディの輝きとブレードの回転が相まって、よりリアルな小魚の群れを演出してくれます。
また、イワシ系カラーはサイドにドット模様が入っているものもあり、捕食者にターゲットとして認識させやすいメリットがあります。迷った時は、まずこのシルバー・イワシ系から投げ始めるのがセオリーです。どんなフィールドでも通用する「パイロットルアー(様子見用)」として活躍してくれるでしょう。
具体的な使い分けとしては、水の透明度が高い時はプレーンなシルバーを、少し深場を探る時やナチュラルに見せたい時はブルーイワシなどを選ぶと良いでしょう。視覚に頼ってエサを探す青物(ブリやカンパチの幼魚など)には、このリアルな質感が非常に効果的です。
マズメ時や濁り潮に強いゴールド・アカキン系カラー
朝夕の「マズメ時」と呼ばれる時間帯や、雨上がりなどで海水が濁っている時には、ゴールドやアカキン(赤金)系が欠かせません。ゴールドはシルバーに比べて光の反射が柔らかく、少し暗い水中でもシルエットがはっきり浮かび上がるという特性を持っています。
朝焼けや夕焼けのオレンジがかった光が水中に差し込む際、ゴールド系のカラーは水の色と馴染みつつも適度な存在感を放ちます。特にアカキンは、ゴールドのフラッシングに赤色の視覚効果が加わるため、活性が上がった魚の捕食スイッチを入れるのに適しています。
濁りがある状況では、水中の視界が悪いため、ナチュラルなシルバーでは魚に見つけてもらえないことがあります。そのような場面でゴールド系を使うと、濁りの中でもしっかりと光を反射し、魚の側線(振動を感じ取る器官)だけでなく視覚にも強く訴えかけることができます。
また、ゴールド系は底付近を狙う際にも非常に有効です。砂泥底のフィールドでは水が茶色っぽく濁りやすいため、ゴールドが周囲の景色に溶け込みつつ、キラリと光るアクションでヒラメやマゴチを誘い出します。薄暗い時間帯から釣りを始めるなら、まずはアカキンから結ぶのが正解と言えます。
深場や夜間に効果を発揮するグロー・夜光系カラー
深いエリアを探る場合や、まだ周囲が暗い夜明け前などに威力を発揮するのがグロー(夜光)系カラーです。ジャックアイマキマキには、ボディ全体が光るフルグローや、シマ模様状に光るゼブラグローといった種類があります。これらは自ら発光することで魚にアピールする特殊なカラーです。
水深があるポイントでは太陽の光が届きにくく、ルアーの色が消失してしまうことがあります。グロー系はそうした暗い層でも明るく光り続けるため、深い場所に潜むタチウオや根魚(ロックフィッシュ)に対して圧倒的な存在感を示します。特にゼブラグローは、光る部分と光らない部分のコントラストで魚を誘うため、スレた魚にも効果的です。
また、光量が極端に少ないマズメ前の暗い時間帯でも、グロー系なら確実に魚にルアーの場所を知らせることができます。ジャックアイマキマキのブレードが生み出す波動と、グローの視覚効果が組み合わさることで、暗闇の中でも効率的にターゲットを呼び寄せることが可能です。
グローカラーを使用する際は、UVライト(蓄光器)などで照らしてから投入すると、より強く発光させることができます。アタリが遠のいた時にグロー系にチェンジすると、急に反応が出始めることもあるため、ボックスに1つは忍ばせておきたいカラーです。特に濁りが激しい激濁りの際にも、この自発光は大きな武器になります。
ジャックアイマキマキのカラー選びに迷ったら、まずは以下の3パターンを揃えるのがおすすめです。
1. 日中・澄み潮用の「シルバー・イワシ系」
2. 朝夕・濁り潮用の「ゴールド・アカキン系」
3. 深場・マズメ前用の「グロー系」
この3種類があれば、ほとんどの状況に柔軟に対応できるようになります。
シチュエーション別で使い分ける!効果的なカラーローテーション

釣り場での状況は刻一刻と変化します。朝の明るくなり始めから日中の強い日差し、そして夕暮れまで、光の量に合わせてジャックアイマキマキのカラーをローテーションさせることが、安定した釣果への近道です。ここでは時間帯や天候に合わせたカラー戦略を具体的に見ていきましょう。
朝マズメ・夕マズメの低光量時は派手なカラーから
最も魚の活性が上がるマズメ時は、魚が活発にエサを追い求めています。このタイミングでは、多少派手すぎると思えるくらいのカラーで、効率よく魚を寄せるのが得策です。具体的にはピンクグローやアカキン、オレンジ系のカラーが推奨されます。これらは光が少ない中でも魚の目に留まりやすいからです。
マズメ時は「時合(じあい)」と呼ばれるチャンスタイムが短いことも多いです。そのため、ナチュラルなカラーでじっくり見せるよりも、アピール力の強いカラーで遠くにいる魚を素早く呼び寄せる方が効率が良いのです。ジャックアイマキマキのブレードの煌めきと、派手なボディカラーの相乗効果で、広範囲から魚を誘い出しましょう。
空が白み始めてから太陽が完全に顔を出すまでの間は、特にピンク系の反応が良いことが多いです。ピンクは水中での透過性が高く、膨張色としての役割も果たすため、魚にとって魅力的な色に見えると言われています。まずは派手な色からスタートし、反応が落ちてきたら徐々に落ち着いた色へシフトしていくのが基本です。
また、夕マズメの場合は、夕日の色に合わせてゴールド系をメインにするのも効果的です。太陽の角度が低くなると、水中の光の屈折も変わるため、その場の光の色に馴染ませつつアピールできるカラーを選ぶことが重要になります。派手なカラーで魚のやる気を刺激し、その日の最初のヒットを確実にモノにしましょう。
日中の澄み潮時に有効なリアルフィッシュカラー
太陽が高く昇り、水の中が隅々まで見渡せるような澄み潮の状況では、魚の警戒心も高まります。こうした場面で派手なカラーを使い続けると、魚がルアーを「偽物」だと見切ってしまうことがよくあります。そこで投入したいのが、本物の魚にそっくりなリアルフィッシュカラーです。
ジャックアイマキマキのラインナップには、最新の印刷技術を用いた「ケイムラリアルイワシ」や「ケイムラ生サバ」など、驚くほどリアルなカラーが存在します。これらは見た目のリアルさに加え、紫外線で発光するケイムラ加工が施されているため、日中の深い層まで光が届く状況で絶妙な生っぽさを演出します。
日中の澄み潮では、余計なプレッシャーを与えないことが大切です。透明感のあるシルバーや、青みがかったカラーをチョイスすることで、水に溶け込みながらもブレードの回転によるフラッシングで「弱った小魚」を完璧に再現できます。魚がルアーのすぐ後ろまで追ってくるのに食わない時こそ、このリアル系の出番です。
また、リアル系カラーはアピールを抑えつつ食わせに特化しているため、長時間同じポイントで投げ続けても魚を飽きさせにくいという利点もあります。日中の厳しい時間帯でも、リアリティを追求することで貴重な1匹を引き出すことが可能になります。視覚が発達した青物を狙う際には、このリアルさが決定打となるでしょう。
雨上がりなどの濁り潮を攻略するチャートカラー
雨が降った後や、海が荒れて底の砂が舞い上がっている時は、水が茶色や緑色に濁ります。このような「濁り潮」では、どんなにリアルなカラーを使っても魚からは見えません。ここで活躍するのが、蛍光イエローや黄緑色といったチャート系のカラーです。チャートカラーは濁った水の中でも最も視認性が高い色とされています。
濁りの中では光が散乱しやすいため、寒色系のブルーやシルバーは背景に紛れてしまいます。一方でチャート系は、背景色とのコントラストがはっきりするため、魚がルアーの位置を特定しやすくなります。ジャックアイマキマキのチャートカラーは、ブレードの波動と相まって、視界の悪い中でも強烈にその存在を主張します。
また、意外にも冬場の低水温期や、プランクトンが大量発生して潮が緑っぽくなっている「潮っ気」がある時にもチャート系は有効です。魚の活性が低く、目の前を通らないと口を使わないような状況でも、目立つカラーであれば魚の注意を引くことができます。悪条件を打開するための「切り札」として重宝するカラーです。
濁りがある時にチャートカラーを投げる際は、少しゆっくり目に巻くのがコツです。魚にルアーを見つける時間を与えつつ、ブレードの振動でアピールしましょう。多くの釣り人が敬遠しがちな濁りの状況でも、適切なカラー選びができれば自分だけが爆釣するという経験ができるかもしれません。
カラーローテーションの順番に正解はありませんが、迷ったら「派手(マズメ)→ ナチュラル(日中)→ 派手(濁り・夕方)」のリズムを意識すると組み立てやすくなります。状況の変化に合わせて、ルアーの色をこまめに変える手間を惜しまないことが大切です。
ターゲット魚種に合わせて選ぶ!最適カラーとアクション

ジャックアイマキマキは、その名の通り「巻く」だけで釣れるルアーですが、狙う魚種によって好まれるカラーや有効なアクションには微妙な違いがあります。ターゲットを絞って狙う場合に、どのようなカラー選択をすればヒット率が上がるのかを詳しく解説します。
青物(サゴシ・ブリ類)を狂わせるフラッシング系
サゴシ(サワラの若魚)やイナダ・ワラサといった青物は、非常に動体視力が良く、キラキラと激しく光るものに強く反応します。これらの魚を狙う際には、シルバーベースやケイムラ処理が施されたフラッシング系のカラーが最適です。ジャックアイマキマキの最大の特徴であるブレードの回転による反射光が、青物の捕食本能を刺激します。
特にサゴシを狙う場合は、ジャックアイマキマキの「サゴシ専用カラー」も展開されており、これらは鋭い歯で噛まれても塗装が剥げにくい工夫や、サゴシが好む超アピール系の配色になっています。青物は群れで移動していることが多いため、まずは目立つシルバーやブルー系のフラッシングカラーで、群れ全体の活性を上げることが重要です。
青物狙いのアクションは、少し速めのリトリーブ(巻き取り)が基本です。時折、一瞬だけ巻く手を止める「ストップ&ゴー」を入れることで、追ってきた魚に食いつく隙を与えます。ブレードはフォール中(沈んでいる最中)も回転し続けるため、このフォール中でのヒットも非常に多くなります。光を反射させながら縦横無尽に泳がせましょう。
もし青物のナブラ(水面で魚が跳ねている状態)が発生しているなら、表層付近を高速で巻くのが効果的です。この時、ケイムラ系のカラーを使っていれば、太陽の光を反射してより強力にアピールできます。青物は動くものに対して反射的に口を使うため、迷わずハイスピードでアプローチしてみてください。
底付近に潜むヒラメ・マゴチに効くゴールドとピンク
砂地に生息するヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを狙うなら、ゴールド系やピンク系が定番かつ最強のカラーです。これらの魚は底から上を見上げてエサを探しているため、海面側から差し込む光を背景にしてシルエットがはっきり見えるカラーを好む傾向があります。特にゴールドは、砂の色と相性が良く、ナチュラルながらも力強い輝きを放ちます。
ヒラメ狙いにおいて、ピンク色は昔から絶大な人気を誇ります。なぜピンクが効くのかについては諸説ありますが、水深がある場所でも色が完全に消えず、魚にとって認識しやすい色であることが大きな理由の一つです。ジャックアイマキマキのピンクグローなどは、底付近の暗いエリアでもしっかり目立ち、食い気を誘います。
底物を狙う際の使い方は、一度ルアーを底まで沈めてから、数回巻いて再び底に落とす「リフト&フォール」が効果的です。巻いている間にブレードでアピールし、フォール中にヒラメが襲いかかります。この時、ボディがゴールドやピンクであれば、着底直前の最もアタリが集中する瞬間に、魚へ強力な視覚的刺激を与えることができます。
マゴチの場合は、ヒラメよりもさらに底にべったりと張り付いていることが多いです。そのため、あまり高く浮かせすぎず、底から1メートル以内をゆっくりと「ただ巻き」するのがコツです。マゴチは派手な色を好むことが多いため、オレンジゴールドやアカキンといった、暖色系で目立つカラーを積極的にローテーションに組み込みましょう。
根魚やタイを狙う際のカラー選択とブレードの効果
カサゴ、キジハタ(アコウ)などの根魚や、ショアから狙えるマダイもジャックアイマキマキの得意なターゲットです。これらの魚は岩陰や海藻の周りに潜んでおり、目の前を通る獲物を待ち伏せしています。カラーは赤系やオレンジ系、あるいは甲殻類(エビやカニ)を意識したグリーン・ブラウン系が有効です。
根魚は意外にも「光るもの」への執着心が強く、ジャックアイマキマキのブレードが放つ波動に猛烈に反応します。特にキジハタなどは、中層までルアーを追いかけてくるほどアグレッシブです。ここでは、オレンジゴールドや、腹側がグローになっているカラーを使うと、明滅効果(光ったり消えたりする効果)によってリアクションバイト(反射的な食いつき)を誘発できます。
マダイを狙う場合は、一定のスピードで巻き続ける「タイラバ」のような使い方が効果的です。マダイはネクタイやスカートのようなひらひらしたものを好むため、ジャックアイマキマキのブレードはまさにマダイの好みに合致しています。カラーは「タイノボリ」のような赤系や、ラメがたっぷり入ったゴールド系を選ぶとヒット率が高まります。
根魚やタイを狙う際は、とにかく「一定のスピードで巻き続けること」が大切です。変にアクションを加えるよりも、ブレードが綺麗に回転する速度を維持する方が、魚は違和感なく食いついてきます。根掛かりには注意が必要ですが、底を丁寧に通すことで、思わぬ大物に出会えるチャンスが広がります。
ジャックアイマキマキのサイズ(重さ)とカラーを組み合わせる戦略

ジャックアイマキマキには、20gから60g、さらにはタングステン素材のTGモデルまで、幅広いラインナップが用意されています。実は、選ぶ重さによって適したカラーや使いどころも変わってきます。重さとカラーを戦略的に組み合わせることで、より戦略的な釣りが展開できるようになります。
20g〜30gのライトモデルと繊細なカラーの関係
20gや30gといった軽めのモデルは、主に水深が浅い堤防やサーフ、小規模な磯などで使用されます。また、ターゲットとなる魚のサイズが小さめな時や、小さなベイトフィッシュを偏食している「マイクロベイトパターン」にも対応します。このサイズでは、あまり派手すぎるカラーよりも、ナチュラルなカラーが重宝される傾向にあります。
軽量モデルはシルエットが小さいため、魚にじっくり見られる時間が長くなります。そのため、違和感を与えないリアルな配色が効果を発揮します。クリア系のカラーや、細かなラメが入ったシルバーなどは、浅い場所での太陽光を反射し、透明感のあるベイトの質感を再現するのに最適です。
また、30g程度であれば、ライトショアジギングロッドで軽快に扱えるため、手返し良く広範囲を探ることができます。この際、まずはシルバー系のリアルカラーで様子を見つつ、反応がなければケイムラ系のピンクなどに変えて、アピール力を一段階上げていくのがスムーズな展開です。軽いルアーほど、色の持つ「質感」が重要になります。
さらに、浅場で根魚を狙う場合は、30gのモデルにゴールド系のカラーを合わせるのがおすすめです。底を取りやすく、かつ根掛かりのリスクを抑えながら、底付近にいる魚にしっかり色を見せることができます。軽量モデルならではの「食わせの力」を活かすためにも、ナチュラルからアピールのグラデーションを意識したカラー選択を心がけましょう。
40g〜60gのスタンダードモデルで遠投性能を活かす
40gから60gは、ショアジギングにおいて最も標準的で汎用性の高いウェイトです。遠投性能に優れ、潮流が速い場所や水深のあるエリアでもしっかりと底を取ることができます。このクラスでは、遠くにいる魚や深い場所にいる魚に気づいてもらうための、アピール力の強いカラーが主役となります。
遠投して沖の潮目(潮流の境目)を狙う場合、ルアーは釣り人から100メートル近く離れることもあります。そこから巻いてくる過程で、広範囲の魚に存在を知らせるためには、ブルピン(ブルーピンク)やゼブラグローといった、遠くからでもはっきり認識できるカラーが非常に強力です。40g以上のモデルを使う際は、こうした「強い色」をメインに据えましょう。
また、重いルアーは沈むスピードが速いため、フォール中にも強い衝撃波とフラッシングを発生させます。この際、ボディがゴールド系であれば、沈んでいる間もギラギラと輝き続け、フォールに反応しやすい青物の視線を釘付けにします。深場を効率よく探るためにも、光を強く反射するカラーや、グローがしっかりと入ったモデルを選びましょう。
一方で、60gといった重いモデルは、激流のポイントで使用されることも多いです。水が複雑に動いている場所では、ルアーの姿がぼやけやすいため、アカキンやチャートといった「輪郭がはっきりする色」が頼りになります。重さを活かして深い層を直撃し、目立つカラーでターゲットを誘い出す。これがスタンダードモデルにおける王道の戦略です。
タングステンモデル(TG)との使い分けとカラー
ジャックアイマキマキには、高比重素材であるタングステンを使用した「TGモデル」も存在します。TGモデルの最大の特徴は、鉛モデルよりもボディサイズを劇的に小さくできることです。これにより、飛距離がさらに伸び、潮の抵抗を受けにくいため、深い場所も素早く探ることが可能になります。
TGモデルを使用するシチュエーションは、主に「極小ベイトを食べている時」や「風・潮が強すぎて鉛では太刀打ちできない時」です。そのため、カラーも「小さなエサ」を意識したものが中心になります。特にシルバー系やイワシ系のリアルカラーは、TGの小さなシルエットと相まって、本物のシラスやキビナゴにしか見えない究極のナチュラルさを演出します。
また、TGモデルはその高価さゆえに、ここぞという場面で投入される「勝負ルアー」でもあります。そのため、どんな状況でも信頼して投げられる「ケイムラ」や「グロー」が組み合わさった贅沢なカラーリングが多くラインナップされています。小さいながらも強く光る、そのアンバランスな魅力がスレた大物を狂わせます。
TGモデルで底付近の根魚やマダイを狙う場合は、ゴールド系やグリーンゴールド系がおすすめです。シルエットが小さいため、魚に警戒心を与えにくく、かつタングステン特有の「底取りのしやすさ」を活かして、ピンポイントでターゲットを攻略できます。鉛モデルとTGモデル、それぞれの特性に合わせたカラーを選ぶことで、釣果の幅は格段に広がります。
| モデル・重さ | 得意なシーン | おすすめカラー系統 |
|---|---|---|
| 20g〜30g | 浅場、マイクロベイト、堤防 | シルバー、リアルフィッシュ、クリア系 |
| 40g | 標準的なショアジギング、サーフ | ブルピン、ピンク、ゴールド系 |
| 60g | 深場、激流、遠投重視の磯 | ゼブラグロー、アカキン、チャート系 |
| TG(タングステン) | 超遠投、タフコンディション | ケイムラ、リアルイワシ、グリーンゴールド |
初心者でも釣れる!ジャックアイマキマキを使いこなすための重要ポイント

ジャックアイマキマキは、カラー選びも重要ですが、その機能を十分に引き出すための使い方も大切です。基本的な操作を正しく行うことで、おすすめカラーの効果が何倍にも高まります。ここでは、初心者の方がまず実践すべき、釣果に直結するポイントをまとめました。
投げて巻くだけ!「ただ巻き」の極意
ジャックアイマキマキの最大の武器は、何と言っても「ただ巻き」で十分に魚を誘える点にあります。ロッドを上下に激しく動かすような難しいアクション(シャクリ)は必要ありません。リールを一定の速度で巻くだけで、後方のブレードが回転し、ボディが適度に揺れて魚にアピールします。
ここで重要なのは「一定の速度」を守ることです。早すぎるとルアーが水面から飛び出してしまいますし、遅すぎるとブレードが回らず、底を引きずってしまいます。まずは足元の見える範囲で泳がせてみて、ブレードが綺麗に回転し、ボディが安定して泳ぐ速度を確認しておきましょう。この「基本の速度」を体に覚えさせることが、最初の第一歩です。
ただ巻きの中にも、変化を加えるコツがあります。それは、時折「巻く速度を少しだけ変える」ことです。ずっと同じ速度で泳いでいるルアーよりも、急に少し速くなったり、一瞬だけ遅くなったりするものに魚は反応します。これを意図的に行うことで、追ってきた魚に食いつくきっかけを与え、ヒット率を向上させることができます。
また、ただ巻きをする層(レンジ)を変えることも重要です。最初は底まで沈めてから巻き始め、次は少しカウントダウンを減らして中層を巻く、といったように、魚がいる深さを探っていきましょう。ジャックアイマキマキなら、全層をただ巻きだけで効率よくサーチできるため、初心者でも迷いなく釣りを進められます。
フォールアクションとブレードの重要性
多くのメタルジグは、沈んでいる時(フォール中)はただの重りになりがちですが、ジャックアイマキマキは違います。沈んでいる間も後方のブレードが水抵抗を受けて回転し続けるため、フォール中も常に魚を誘い続けることができるのです。実は、巻いている時よりもフォール中に食ってくるケースも非常に多いのが特徴です。
このフォール中のアピールを活かすには、ルアーを沈める際の「ライン(釣り糸)の張り具合」に注目してください。糸を完全に緩めて落とす「フリーフォール」ではなく、わずかに糸を張った状態で落とす「テンションフォール」を行うことで、ブレードの回転が安定し、魚のアタリも手元に伝わりやすくなります。
特にヒラメや根魚を狙う場合は、このフォールが最大のチャンスになります。底に落とすたびに魚がルアーに気づき、次に巻き始めた瞬間に追いかけてくるというパターンが定番です。フォール中に「コツン」という違和感があったら、すぐにリールを巻いて合わせる準備をしておきましょう。ブレードがあることで、落とすだけで釣れる可能性が飛躍的に高まります。
また、フォールスピードを調整したい時は、カラー選びの際にも触れた「重さ」の使い分けが効いてきます。ゆっくり見せたい時は軽めの30gを、素早く底に届けたい時は40g以上を選ぶといった具合です。ブレードが回転しながらヒラヒラと落ちていく様子は、魚にとって「弱って沈んでいく小魚」そのものです。フォールを疎かにせず、一瞬のチャンスを逃さないようにしましょう。
状況に応じて使い分けたいブレードのチューニング
ジャックアイマキマキをさらに使いこなすなら、ブレードの「チューニング」についても知っておくと楽しみが広がります。標準装備のままでも十分に釣れますが、状況に合わせてブレードの種類を変えることで、反応が劇的に変わることがあります。これは、カラーローテーションと同じくらい重要な要素です。
例えば、潮が非常に澄んでいて魚の警戒心が強い時は、あえてブレードを小さくしたり、フラッシングを抑えたマット(艶消し)系のブレードに変えたりするのが有効です。逆に、広範囲に魚が散っている時や、夜間などは、より大きなブレードに変えて波動と光を強めることで、魚にルアーを見つけやすくする戦略が取れます。
また、ジャックアイマキマキのブレードユニットは、フック(針)と一体になっています。長期間使っていると針先が鈍くなることがあるため、定期的にユニットごと交換することをおすすめします。常に鋭い針先を保つことは、せっかく食いついてきた魚を確実に仕留めるために不可欠な要素です。予備のブレードユニットをバッグに入れておけば、現場でのトラブルにもすぐ対応できます。
さらに、ブレードの色自体をシルバーからゴールドに変えるだけでも、ルアー全体の印象は大きく変わります。「ボディはシルバーだけど、ブレードはゴールド」といった組み合わせは、複雑な光の反射を生み出し、スレた魚に口を使わせる隠し味になります。自分なりの最強の組み合わせを見つけるのも、このルアーの醍醐味と言えるでしょう。
ブレードの回転が悪いと感じたら、接続部分のスイベル(回転パーツ)にゴミが挟まっていないか確認しましょう。スムーズな回転こそが、ジャックアイマキマキの生命線です。釣行前後のメンテナンスをしっかり行い、常にベストな状態で投げることが釣果への近道です。
まとめ:ジャックアイマキマキおすすめカラーで最高の釣果を掴もう
ジャックアイマキマキは、その圧倒的な使いやすさと魚を寄せる力で、ショアジギングに欠かせないルアーとなりました。今回の解説を通じて、カラー選びがいかに釣果に影響を与えるかをご理解いただけたかと思います。最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしておきましょう。
まず、カラー選びの基本は「シルバー」「ゴールド」「グロー」の3系統を揃えることです。日中の澄み潮ならリアルなシルバー系、マズメ時や濁りがあるならアピールの強いゴールド・アカキン系、そして深場や夜明け前には自発光するグロー系を使い分けるのが鉄則です。この使い分けができるようになるだけで、現場での「釣れない時間」は確実に減っていきます。
次に、ターゲットとなる魚種に合わせた選択も忘れてはいけません。青物ならフラッシングを重視し、底物ならシルエットがはっきりする暖色系やピンク系を、根魚なら波動と明滅効果を意識したカラーを選びましょう。重さや素材(TGモデル)との組み合わせを考えることで、さらに戦略の幅は広がります。
そして何より、ジャックアイマキマキの「投げて巻くだけ」という基本アクションを信じて、丁寧にやり抜くことが大切です。ブレードが生み出す波動と輝きは、私たちが想像する以上に魚を惹きつけます。カラーローテーションをこまめに行い、その時々の状況に最適な1色を見つけ出すプロセスそのものを楽しんでください。
この記事で紹介したおすすめカラーを武器に、ぜひフィールドへ出掛けてみてください。適切なカラーを選択し、ブレードの魔法を信じてリールを巻けば、きっと素晴らしいターゲットがあなたを待っているはずです。ジャックアイマキマキと共に、記憶に残る最高の一匹を釣り上げましょう。



